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先日、東京都美術館の「ボストン美術館展」を観に行きました。
はるか昔20代の頃、ボストンに留学中の親友に会いに3週間ほど滞在しました。 彼女が学校に行っている間は「ひとりでふらふらすると危ないから、ボストン美術館に行ってて」と言われてバスで毎日通いました。 (その頃はアメリカ結構危険な時代で、ニューヨークに着いた途端に殺されそうになった事もありました。)
行きはバス代がかかるのですが、同じ道の帰りのバス代はただだったのを覚えています。 おお!アメリカは太っ腹だなーと感じました。
今回の展示は日本や中国の美術品が多かったのですが、20代の頃の私はボストン美術館の「印象派の部屋」に魅了されました。
モネやマネ、ルノアールの絵画たちの美しさに圧倒されて、この部屋から出たくないと思った事を思い出しました。 モネの「ラ・ジャポネーズ」は圧巻です。 とにかくでかい! 「ラ・ジャポネーズ」はその後日本にもきた事があります。 金髪美人が着物を着て、後ろを振り返っているとても有名な絵です。 その着物の模様の顔の立体感がまたすごい。 その部屋の印象画はその後何点か日本に来て、懐かしい思いで鑑賞しました。 私は間違いなくあの時から印象派が大好きになりました。 なんと言ってもわかりやすいし美しいですよね。
滞在中にボストン美術館全部はまわり切れませんでした。 一度地下の展示室に迷い込んでしまい、誰も人がいなくて少し怖かったのですが、そこには東洋美術が恐ろしいくらいの量で延々と展示してありました。 その頃の私は東洋美術の良さがよくわからなかったので、スルーしましたが、量の多さは覚えています。 眠っていた記憶が蘇ってきます。 日本庭園があったことも印象に残っています。 もう一度訪れたいと思いながらウン十年あっという間に経ってしまいました。 東京でボストン美術館展を観る機会があって良かったです。
2022-09-15 11:56:26
オーナーデザイナーのブログ | コメント(0)