CATEGORY
商品検索 検索
×
bilingual
あなたはジュエリーとアクセサリーの違いを知っていますか? 実際の話、はっきりとした基準はありませんが、業界としてははっきりと分かれています。 ざっくりと分けると、素材で分けられます。 【ジュエリーの素材】 宝石、天然石、真珠、シルバー以上の貴金属、合成石(一定のレベル以上のもの) 【アクセサリーの素材】 ガラス(スワロフスキー含む)、プラスチック(人工パール含む)、レジン、合金、布、あまり上質でない天然石...etc 基本的にジュエリーの方が格上です。 金属はロジウムコーティングやゴールドコーティングをしてしまうとどれも見た目はあまり変わりませんが、年月が経過しても磨き直しや仕上げ直しをすればもとに戻るものはシルバー以上のものです。 なので、一般的にアクセサリーは壊れたり変色したら使い捨て、ジュエリーはちゃんとお手入れをすれば長く使えるものです。 アクセサリーは壊れたものを修理するより、新しいものを買った方が早くて安い場合が殆どです。 製造工程も違います。 アクセサリーは大量生産(何百個、何千個単位)が殆どです。 素材が安価なので、大量に生産しないと1個に対しての製作コストが高くなり、販売価格が高くなってしまうからです。 ジュエリーは大量生産可能ではありますが、大手ブランドのよほどのヒット商品以外は大量生産はしないです。 素材が高価なので、大量に作ると素材のコストもかかります。 石を使用しているデザインの場合、殆どのアクセサリーは接着で留めています。 爪があるとしても、飾りのようなもので、実際は接着で留まっています。 接着剤が表から透けて見えないように石の裏側はコーティングして、透けないようになっています。 ジュエリーは職人さんが一つ一つ石留めをしています。 はっきりとした定義はありませんが、これらがアクセサリーとジュエリーの大きな違いだと思っています。 昔はプラチナか金でないと本物ではない....みたいな常識がありましたが、今はそういう時代ではなくなってきました。 細〜いK18のジュエリーより、しっかりした作りのシルバージュエリーの方が私は好きです。 小さくて色がいまいちでそれでもすごいお値段の本物のルビーやサファイアより、大きくて色の綺麗な合成ルビーや合成サファイアの方が楽しくて自由なデザインが出来ます。 そんなわけで私はハイジュエリーの世界からシルバージュエリーに方向転換しました。 プーロタンゴのオリジナルジュエリーはアクセサリーではありません。 考え方は人それぞれですが、なんでもアクセサリーと言う人がいますが、ちょっと違うと思っています。
2022-11-18 13:47:19
オーナーデザイナーのブログ | コメント(0)