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あなたは猫がお好きですか? うちには元保護猫が2匹います。 最初の子は2015年7月1日にうちに来た「薫(カオル)ちゃん」です。 東京キャットガーディアンという保護団体から譲渡してもらいました。 私が譲渡で行ったときは、季節的に子猫が多い時期だったようで、子猫部屋にそれぞれのケージに入った子猫ちゃんたちがいっぱいいました。 わたしにこの団体をすすめてくれた人が行ったときは、子猫が一匹しかいなくて、直前に予約した人が決まってしまって泣く泣く手ぶらで帰って来たそうです。 事前にネットで里親募集の子猫たちの写真が掲載されているのを見て、白めの女の子にしようと考えていたのですが、唯一白めの女の子の薫ちゃんの写真はあまりに儚げで、こんなひ弱そうな子を無事に育てられるか不安を感じました。 実際の薫ちゃんはケージに一匹だけ入っていて、兄弟はいなさそうでした。 この子を抱っこしていいですか?とスタッフさんに言ったら、「この子、丸顔で可愛いんですよね。何でも食べるいい子ですよー。」と言われました。 あとになって、あの時の「何でも食べるいい子」=「ものすごくよく食べる子 」だったんだなぁとわかりました。 その時に面接があって、「どんな事があっても、この子を育てられますか?病気になっても、性格悪くても大丈夫ですか?」と聞かれ少し引いた覚えがあります。 今ではその質問の重要さがよくわかります。 無事譲渡の手続きを終え、持参したキャリーケースに入れて山手線に乗って帰る間、うんともすんとも言わないので、死んでるんじゃないかと心配でした。 それから、もう8年... あっという間です。 定かではなかったお誕生日を4/12と適当に決めて、毎年ケーキでお祝いしています。 今では家族の中心的存在というか、ボスです。 性格が強い! いやなことには断固として抵抗します。 病院に連れて行って診察台に上がるまでは、一切声を出さないいい子ですが、診察しようとすると猛獣モードに切り替わります。 大きなタオルで簀巻きにされても、暴れまくってなかなか診察させてくれません。 すごいキレると、肛門腺から黄色い液体がブワーっと出て大変です。 めっちゃ臭い!!! まるでスカンクです! その後ずーっとライオンのような唸り声をあげて激オコモードが続きます。 あのパワーは尊敬に値すると思っています。 その薫ちゃんは毎晩私のベッドに来て添い寝してくれます。 まるで強いボディガードに守られているような気分です。 でも... 強い薫ちゃんも雷の音にはとても弱くて、雷が鳴ると地蔵のように固まって動けなくなります。 触ると体が硬直してカチカチです。 これが、また可愛い!! うちに来て2年目から流涙症といって、涙が異常に出るようになり、それ以降ずっと毎日朝と夜のご飯の前に捕まえて目薬をさしています。 薫ちゃんは体を触られるのが好きじゃないので毎回鬼ごっこしてます。 薫ちゃんの体はプリプリで、気持ちいいので点眼するために抱っこするときに思わず抱きしめてしまいますが、本人は全力で抵抗します。 そして、最後はバタっと倒れてあきらめモードになり、暴れながら抱き上げられて目薬の場所まで行きます。 毎月体重を測っていますが、少しずつ少しずつ増えています。(現在進行形です) 今のところ6.95kgと女の子にしては巨大猫になっています。 既にかかりつけのお医者さまから「肥満」と言われました。 同居猫の翠ちゃんが気まぐれで、ご飯をいつ食べるかわからない子なので、気をつけてはいるのですが、出しておくと薫ちゃんが全部食べてしまうときがあるみたいです。 先日、もう小さすぎて使わなくたったハンモックを保護団体に寄付しました。 そうしたら、保護時の写真と現在の写真のギャップがすごいので、今はこんなになって幸せですと団体のSNSに載せてくれました。 里親冥利につきます! 一番の幸せタイムは、夜薫ちゃんと一緒に眠るときです。 私にお尻を向けてドドンと体をくっつけて眠ります。 まさに至福の時間..... そして、夜中にお腹が空くと容赦なく手を出したり、頭突きをしたりとご飯を追加してあげるまで決して諦めません。 諦めるのはこっちで、仕方なく起きてカリカリをあげます。 でも、何をされても嬉しくて可愛い... 薫ちゃんのいない生活は考えられません。 いつまでも健康で長生きしてね。 薫ちゃんいつもありがとうね。 里親募集時の写真(確かに儚げ....) うちに来た日の写真(まあ 可愛い!) 最近の写真(ごっつぁんです!)
2023-04-22 12:25:53
オーナーデザイナーのブログ | コメント(0)