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あなたは鳩がお好きですか? 私の名古屋の実家のベランダ(集合住宅の5階です)に鳩さんが集まってきます。 名古屋でひとり暮らしだった母は耳が遠くなり、足も弱ってきたので、一昨年から実家の近くの施設にお世話になっています。 そんな訳で月に一回母に会いに、ついでに郵便物のチェックやお掃除に名古屋に通っています。 そこで悩みの種がベランダの鳩さんたちの存在です。 日頃人の気配がないので、我が物顔で巣を作ったり、フンをしたりで毎回お掃除が大変です。 最初の頃は、彼らが頑張って作った巣に1個2個卵があったりしてもそのままにしておきました。 翌月にはないので、無事巣立ったのだと思います。 その次は灰色の雛が一羽コンクリートのベランダの床にいました。 コンクリートの上でしたが、ちゃんと生きていて、触るのは怖いので、そのままにしておきました。 その後、行く度に1-2個の卵が空になっていたり、中身が入っていたりしていましたが、せっかく産まれた卵を処分するのは忍びなくて、それをよけてお掃除していました。 そんな感じでずっと来たのですが.... 今年の6月に行った時は、暑くなったからかベランダにフンがどっさり溜まっていて、なんとベランダの4箇所に巣が作ってあって、それぞれに卵が産んでありました。 流石にご近所にも迷惑をかける恐れがあるので、頑張ってカチカチに固まったフンを水で流して、木の枝やら訳のわからないゴミで作った巣も全部お掃除して、本当に胸が痛みましたが、卵も処分しました。 かなり綺麗になったので、安心していたのですが.... 7月に恐る恐る実家に帰って、ベランダを見てみたら.... ええっ???? 何十年も前に母が飼っていた文鳥のサビサビの鳥籠の中に綺麗に巣が作ってあって、その中に黄色い雛が2羽ちょこんといるではないですか! どーやって鳥籠の中にこんな立派な巣を作ったのか? なぜ、2羽の雛がその中にいるのか? 頭が真っ白になりました。 よーく調べてみると、エアコンの室外機の上に逆さに被せた鳥籠の下側に10cmくらいの隙間があり、そこからせっせと小枝を運んで巣を作り、中に潜り込んで卵を産んだとしか考えられません。 お、恐るべし鳩の知恵!! ここならカラスなどの外敵から完全に守れる完璧に安全な場所です。 でも、鳥籠をひっくり返さないように下の隙間から体を入れて何度も何度も木の枝を運んだ鳩さんには本当に脱帽です。 流石にこれを壊すことは出来ません。 この中にだけ卵を産んでくれるのなら、ベランダもそれほど汚れません。 そして、雛ちゃんたちが超可愛い!! 大きなお目目がまだ開いていなくて、2羽が身体を擦り寄せながら動いています。 仕方ないな 見逃すしかない。 親たちは心配そうに遠くの電線からじーっとこちらを見ています。 大丈夫だよ、今回はフンのお掃除だけして、鳥籠はそっとしておいてあげるよ。 ついでに、下の隙間を少し広げてから帰ってきました。 8月は名古屋は暑過ぎるので行くのはパスします。 9月に行った時は果たしてどうなっているのか.... 行くたびに進化している賢い鳩さんたち。 子供を守るために考えたんだね。 本当に尊敬します! ご近所さんには申し訳ないけど、頑張って子育てしてねー。
2025-07-31 11:02:08
オーナーデザイナーのブログ | コメント(0)