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ジュエリーの選び方

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ジュエリーデザインのモチベーション

ジュエリーデザインのモチベーション

ジュエリーをデザインする一番のモチベーション、それはお客様からの注文です。

はるか昔は企業のプロパー製品のデザインをしていました。
クライアント(企業)のブランド企画などに沿って、決められた地金の重さ、決められた石のサイズなどで「スイートテンダイヤモンド」(懐かしい!!)のリングなどをデザインしました。

この頃のデザインモチベーションはいかにアレンジして数を増やすか、採用される数を増やすかでした。

10個トータルで0.5ctとか、1ctになるようにとの指示があると、算数計算をしながらデザインしていました。

あの頃は日本も景気が良く、金やプラチナの価格も今のような価格ではなく、18金が¥1,000 プラチナが¥2,000などという夢のような時代でした。

その後はデザイナーズジュエリー全盛期だったので、気に入った石を仕入れて自社ブランドに沿ったデザインを自由に製品化出来るようになりました。

この頃のデザインのモチベーションは石との会話でした。

石を前にして、ブラジルやアフリカやオーストラリアからはるばるここにやって来て、あなたは何になりたいかを石に問いかけながら、アイテムを決めたり、脇石を決めたりしてデザインをしていました。

こういうデザインは他社からの依頼ではなく、自社のオリジナルなので、自分で決定しなくてはなりません。

これでGOしていいのか、もう少し考えた方がいいのか、決断力が必要です。

ラフデザイン後にこれと決定したら、ロットリングで正確な三面図を描いて製図し、全て職人さんに依頼するもの。

自分でワックスを作りながらデザインを完成させて職人さんに渡し、一点ものにしたり、原型を作成して色々アレンジするもの。

デザインと素材によって、作り方は様々です。

現在は「Siesta」「Hermosa」は自社内で完結。

「FUGA」は職人さんに依頼、「Rosalita」は原型は自社内、その後は職人さんに依頼しています。

それぞれのブランドによって、作り方は異なります。

どのブランドのものも素材の石は私が厳しくチェックしてから作成します。

そもそも、(自慢ではありませんが...)自分がインスパイアされた石しか仕入れしない主義なので、美しくない石はありません。

「Puro Tangoのジュエリーは本当に石が綺麗」とお客様から褒められる理由だと思っています。

六本木の店舗があった頃はそんなお客様の声を直接聞くことができました。

今はネット販売のみなので、いきなり注文が来るだけで、そのお客様がどのような経緯で購入してくれたのかを知ることができません。

うちのジュエリーは高額品ではありませんが、決して気軽にポチッと買う金額でもないと思っています。

きっとお客様も色々ご覧になった上で、考えた末に選んでくださったのだと思います。

なので、今の私にとっては注文自体がお客様の褒め言葉になっています。

たまたまあるアイテムやある石の注文が多く重なると、そのアイテムや石へのデザインモチベーションがグーっと上がります。

引き出しの奥にしまったままで今まで眠っていた石が、急にキラキラと主張し始めます。

例えばブレスレットが続けて注文が入ると、俄然ブレスレット制作意欲が上がります。

天然石は太陽光を通すと本当に美しく輝きます。

特に透明度の高い水晶は息を呑むほど綺麗です。

そして、改めて「うちのブレスレット、こんなに綺麗だったんだ!」と自社製品に感動したりしています。

まだまだ眠っている石たちがいっぱいいます。

頑張って魅力的なジュエリーにしてあげて、写真を見ただけでお客様が買おうと思ってくださるようなページを作って、お嫁に行けるようにしなければと思っています。


  






 

2026-01-17 15:23:57

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